【VMD研修】リポート2024 -VMD研修を通してベテランVMD講師が気づいたこととは?
- 浅海摩紀
- 2024年5月23日
- 読了時間: 2分

今回は東北エリアの駅ビルから50名のご参加を頂きました
1時間でVMD基礎とワークショップを進行するのはなかなかハードです
駅ビルの特性上、アパレル、雑貨、食品販売から飲食、サービスと
さまざまな業種の方に伝わるような配慮が必要です
喉をカラッカラにしながら喋り切った1時間!
アンケートを拝見して一安心!
●研修内容について84%の受講者が「とても良かった」「良かった」とお答え頂きました

●講師の印象については、98%の方が「とても良かった」「良かった」とご評価頂きました

●現場での活用については、91%の方々が「活用できそう」
●研修を誰かに勧めたいかは、86%の方が「勧めたい」
と全体的に高評価をいただいたわけですが、
VMD研修を通してベテランVMD講師が気づいたこととは?
「まだまだVMDは日本の小売に浸透していない」
メジャーどころのアパレルも、VPやルックのVMDについては本部からの指示があるけれど
店内の什器レイアウトやゾーニング、陳列アレンジは個店ごと、
基礎を学べるVMD研修も開催されていない
その他の業種に至っては、MDやバイヤーですらVMDの知識なく
品揃えや商品投入を行うため、店づくりはほぼ売場任せという始末
当方が現役だった頃と状況はちっとも変わってない
その証拠に、「今回の研修を誰に伝えたいか?」という質問に対し、
「本部や上司」との回答が多かった
コロナ後、実店舗の役割は、デジタルだ、リアル体験などと言えるのは、
販売スタッフに必要なVMD教育を終えたからのステップのはず
そろそろ引退と言う言葉が頭の中でチラついていたけれど、
お客様、小売店の方々のために、VMD普及活動はまだまだ必要と痛感したセミナーでした
Comments